グランベルナデットのデビュー戦は…?
先日の記事で告知しました通り、6月26日日曜日に出資馬のグランベルナデットがデビュー戦を迎えました
初一口馬主出資のデビュー馬ということもあり、当日はソワソワしながらテレビの前で待機笑
パドックで馬を探してみたり、Twitterでどんな状況か調べてみたり…
いざレースが始まります
そしてすぐに気がついた真っ先のこの子の弱点…
ゲートの出めっちゃ悪い!笑
元々ゲートに癖があるのは報告があったのですが、想定以上すぎて…

ゲート開いてすぐの写真
この日先行したのがピンク帽とオレンジ帽の馬だったのですが
その先行グループとゲート開いてすぐに半馬身以上も差がつけられてます

ゲートからぬるっと出た結果、行き足が全くついておらず
もうこの時点でゲートでうまく出た馬とは2.3馬身近くも差をつけられる…
この時点で最内枠の馬にはキツすぎる展開に
ただ陣営はこの展開も予想していたようで、戸崎騎手は真っ先にリカバリーでポジションを取り直しに
道中はなんとか四番手グループ付近まで押し上げました
それで迎えた直線

この時残り400m時点
前がとにかく壁で動けない展開に
進路を内に入れようにもこの時の16番の馬はすでに垂れており
その結果外に持ち出すしかなく、これが大幅なロスに…

もうこの時点で前に動かすだけだった3頭と横にスライドするしか無くなったグランベルナデットとの差は1馬身近く
やはりポジションがとりにいけなかったのがこの展開を生んでしまった要因になってしまいました…
そのあとは外に持ち出し、最後は脚を使っての6着
ちなみに勝ち馬と2着馬は後述の蓋をした三頭のうちの二頭です
まんまと勝ち馬と2着馬にやられてしまいました…
レース内容総括
レース内容を見ると一番望んでいなかった嫌な展開になりました
まずはゲート。ゲートがあまりにも緩く出たため二の足もなく、スピード感がありませんでした…
元々ゲートの問題は指摘があり、トモのバランスが悪かったゆえにそれは覚悟の上だったと言う話でしたが
思ったより遥かにゲートが悪かったため、今後の課題になりそうです
次にこの日の東京の馬場
この日の東京競馬は最終週ということで内の馬場がボコボコになっており
内を走った馬は時並み沈む展開に
そうなると外を走らせるために移動する必要があるため
進路取りがしやすい外枠の馬が圧倒的に有利でした
内枠を引いてしまった時点で苦戦は必至
流石にこのバイアスを跳ね返す力は今現時点ではなかったのかもしれません
今回はほろ苦デビューも、全く悲観することなし!
とまぁネガティブなことを書き連ねましたが
レース内容全体で見ると能力が相当高い馬だということは認識できました
元々社台も山元も完成はまだ先々と言っていた通り
課題が明確に残っている馬だったため、その通りの結果になっただけだと思います
というのもこの日1番の見せ場は残り100m、手前を変えてからのこの馬の伸び方です
この手前変えからの加速は明らかに他の馬を抜いており、もう100m前にこれが出来ていれば普通に勝ちいけてたと思います
道中のリカバリーがありながらあの脚が使えていたのでいい能力だと思います
最もそれゆえにゲートさえ上手く出て位置取りできていればと悔やみますが…苦笑
ちなみにクラブより更新があり
このあとは距離延長、レース内容の考え直しを行うとのこと
ほぼ間違いなく、状態が悪くなっていなければ新潟での未勝利戦を目指すことになるでしょう
大箱コースで長い直線コースがあるところを使うのがこの子には合っていそうです
それとレース内容に関しても手前替えがスムーズな子ではないように見えましたので
エンジンのかかりが遅い子かもしれません
後方から一閃という追い込み、もしくは道中押し上げていくような長く脚を運ぶようにするなどの方がいいかもしれません
道中動けなくなる位置にいるのはこの子にとって苦手な形になりそうなことが分かったことも大きいです
一度レースを使って競馬を覚えたと思いますので
次走に期待です
最後に
シャンドゥレールの新馬勝ちもあったため、クラブ2連勝といってほしかったですが高望みしすぎました…
一口馬主デビューは華々しく、とはいけませんでしたが
悲観するようなレース内容ではなく、むしろ報告いただいていた通りの内容だったこともあり
しっかり勝ち上がってそこそこの位置までいけそうな能力はありそうなので
今後は期待できそうです
頑張れ、グランベルナデット!
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