もうすぐセレクトセール…の前に去年の当歳馬を振り返り!DMMバヌーシー落札の4頭

一口馬主

前書き

先日セレクトセール上場馬のカタログが公開

ラインナップ時点で気になる子がたくさんいましたが

馬体写真みると一層気になる馬が増えてしまった筆者です

繁殖牝馬として素質馬多数輩出、シャケトラやラスールの半弟サマーハの2021(父リアルスティール)

クラシック戦を大いに賑わせたダノンベルーガの半妹コーステッドの2021(父ダイワメジャー)

大波乱のエリザベス女王杯の勝ち馬クィーンスプマンテの2021(父エピファネイア)

ステルヴィオ、ステルナティーアやこの間衝撃的な新馬勝ちのウンブライルの半弟ラルケットの2021(父レイデオロ)

等々…

今年も目玉になるような子供がたくさん上場していますね

昨年はCygamesの藤田氏の爆買いが世間を賑わせましたが

今年も人々を驚かせるような価格が出てくるのでしょうか?

楽しみですね

ふと、セレクトセールの上場馬を眺めていた時に思いました

去年の当歳馬セールでDMMバヌーシーが数頭落札していたんですよね

調べてみたところ、全部で4頭

そのあと音沙汰がないのでおそらく今年の募集で発表されると思います

セレクトセールが始まるまでもう少しというこの時期に

落札された4頭について振り返ってみようと思います

2020年セレクトセール当歳馬でDMMが落札した4頭は?

DMMドリームクラブ名義で落札があったのは全部で4頭

その四頭とは

  1. キャリコの2021(父モーリス)
  2. アルギュロスの2021(父ハービンジャー)
  3. リトルブックの2021(父ドゥラメンテ)
  4. カンデラの2021(父レイデオロ)

今回は兄弟馬についての記載や似たような血統構成持ちの馬の成績を調べてみましたので、そちらについて記載していきます

なお当方、馬体面での評価は人様にお教えするほどの知識が伴っていないため

ここでは省かせていただきます💦

ご了承ください

キャリコの2021(父モーリス)

ノーザンファーム生産馬で9000万円で落札

当歳馬にしては高額ですね

母のキャリコは現役時代未勝利馬でした

兄弟馬はロードカナロアとの初年度産駒の半兄が1勝クラス

血縁馬にプリモシーンも出ている繁殖馬です

昨年の兄弟馬がエピファネイア産駒とノーザンからもかなり期待されていることが伺えるのではないのでしょうか?

血統構成も母がディープインパクトとダンジグ系

父モーリスとディープインパクト系の母系といえば

ジェンティルドンナとの良血馬ジェラルディーナが思い起こされます

サンデーサイレンスのクロス持ちで祖母がダンジグ系というところに類似点があります

またかなり似た血統構成にファルコンステークスの勝ち馬ルークズネストがいます

血統構成からは重賞馬が出ているので文句なしの一級品の可能性があります

モーリス産駒は今現在重賞前線を盛り上げており、今後の募集価格の高騰は避けられない状況です

血統構成からは価格と成長度合いでは出資対象として考慮せざるを得ない一頭となりそうです

アルギュロスの2021(父ハービンジャー)

ノーザンファーム生産の牡馬です

落札価格3400万円

父ハービンジャーはここ最近で一気にまた復活したような気配があります

牝馬ではチューリップ賞勝ち馬のナミュール、クイーンカップ勝ち馬のプレサージュリフトを輩出し、3歳牝馬戦を沸かせましたし

牡馬でも有力馬ドゥラドーレスやアライバル、リューベックと重賞では注目を浴びる子供も出ています

今後さらなる活躍が期待される種牡馬です

血統構成ですが、父ハービンジャーと母父マンハッタンカフェという過去の産駒に大きな活躍馬は出ておりません

テーオーフォルテという馬が2勝クラスまで上がっていますが

まだ重賞馬は出ておらず

ただサンプル数が圧倒的に少ないためまだまだそれでマイナスにする必要はないように思えます

何より自身が考えるこの馬最大の魅力は母親の血統

母母シルヴァースカヤ

現在種牡馬として大きな活躍が期待されるシルバーステートの母親です

またシルヴァースカヤの子供の牝馬ヴィルジニアからは

スプリングSの勝ち馬で共同通信杯でダービー馬シャフリヤールにも先着したヴィクティファルスが出ています

血縁馬に重賞馬、今後の期待が高い種牡馬が出ているという魅力は他に変え難い魅力でしょう

兄弟馬にも1勝クラス馬が出ていますので、父親が変わったことにより大きな活躍馬の輩出があってもおかしくないと思います

未知数だからこその魅力がこの馬にはあると思えますので

この価格ならお買い得になる可能性を大いに秘めている

そんな可能性を感じる一頭になりそうです

リトルブックの2021(父ドゥラメンテ)

飛野牧場生産の牡馬です

落札価格は5000万円です

兄弟馬に2019年ダービー馬、ロジャーバローズがいます

血縁馬にジェンティルドンナ、ドナウブルーなど母方の血統からは多くの活躍馬が輩出されていますね

やはり兄弟馬にダービー馬が出ているのは期待が高まるところです

反面、気掛かりなのはロジャーバローズ以降の兄弟馬が苦戦傾向

母親の馬齢も高齢になっており、産駒の体質面は心配です

飛野牧場様のTwitterアカウントにて何度か動画にて登場しており、順調に成長を遂げている模様です

去年の当歳馬の中では一番情報が出てきています

アカウント様によるとあくまでもの話だそうですが、入厩厩舎は中内田厩舎にお願い予定とのこと

2019年日本ダービーにてロジャーバローズの後塵を喫してしまった3着馬ヴェロックス

その厩舎に入厩になるかもしれないとは何か運命めいたものを感じます

父ドゥラメンテは早世の後にG1三勝馬タイトルホルダーや

牝馬二冠スターズオンアースや小倉大賞典勝ち馬で大阪杯3着馬のアリーヴォを輩出するなど

今最も熱い種牡馬となっていることは間違いありません

この子には父の系譜を受け継ぐような大きな活躍を祈りたいところです

カンデラの2021(父レイデオロ)

ノーザンファーム生産の牡馬です

落札価格は3600万円

新種牡馬レイデオロ産駒になります

兄弟馬は一勝クラス、先日新馬戦デビューを飾ったルーラーシップ産駒がいます

母母リアルナンバーの子供にウィキウィキがおり

ダービー馬マカヒキとは血縁馬になります

今年のDMMさんはダービーに縁の深い馬を当歳馬で落札してますね

牡馬クラシック戦を取りに行きたいというクラブの思いが伝わってきます

レイデオロ産駒に関しましては新種牡馬ということもあり、サンプルはありませんが

キングカメハメハの後継種牡馬は近年大活躍する馬ばかりですのでかなり期待できそうです

サンデーサイレンスとの相性自体も問題ないのではないでしょうか?

未知の血統的魅力は充分にありそうです

大きな活躍をこの子にも期待したいところです

新種牡馬産駒ということもあり、募集価格は控えめとなりそうなので

一発を狙うならこの子ではないでしょうか?

募集が楽しみです

募集時期はいつ頃?

DMMバヌーシーの募集時期は過去の傾向通りであれば

セレクトセールでの1歳馬落札後

例年通り8月ごろになるのではないでしょうか?

去年落札の本馬たちも楽しみになりますが

今年のセレクトセールでもまた一段と賑わせてくれることは間違い無いでしょう

また終了後にDMMが落札した馬については記事を書いてみたいと思ってますので

その時にはぜひよろしくお願いします

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