前置き
筆者はG1馬への出資を経験してみたく
一口馬主を初めました
そのための最短ルートを選ぶならやはりノーザン系500口クラブ
キャロットクラブとシルクホースクラブへの入会は考慮せねばと思っていましたが…
先日そのキャロットクラブから新規入会希望者へお知らせがありました

端的に言いますと新規入会希望者は2次募集からの参加となる制度変更です
まずは既存会員様で1次募集を募り、満口にならなかった馬は1.5次募集で募集
その後余った場合のみ新規入会チャレンジが行われるということです
つまり…実質的に新規入会への道は閉ざされたということです
仮に馬が余っていたとしても入会希望者はそれこそ想像を絶するほどの人数になることでしょう
さらに今回の制度変更で入るだけでも、という保険的な加入も考える方も多くなることでしょう
その超高倍率の中から入会の糸口を目指すのはあまりにも無謀…
キャロットクラブの制度変更により、今後はシルクホースクラブへの新規入会者が殺到することでしょう
シルクには実績制度があり、札束の殴り合いになればもはや自身の経済状況からはノーチャンス
新規と既存会員に差があまりないメリットこそあれ、今後の流れを考えればそれもかなりの倍率になることでしょう
と、なると最早ノーザン系500口クラブへの入会は断念せざるを得ないのです…
非常に残念なことになりましたが、今の一口馬主バブルを考えれば仕方がないこと
既存会員を大事にするクラブの思いを考えれば納得です
しかしこうなるとあと一つノーザン系からクラブを増やす予定が白紙に
他クラブの入会も本気で検討しようという流れになったわけです
今回は募集馬ラインナップが発表されたクラブから自身が入会を検討しているクラブ
東京サラブレッドクラブ
の募集馬ラインナップを簡単に考察
自身の検討を本気で考えてみたいと思います
なぜ東京サラブレッドクラブへの入会を検討するのか?
まずもう一度言いますが、私の夢は
G1馬への出資、その夢を追う
ことです
となるとやはり大事になってくるのはクラブにG1出走馬が出てきているか否か
その挑戦権を持つ馬が定期的に出てきてくれるかどうかは自分にとって大きな鍵になります
その鍵を考えると東京サラブレッドクラブはここ近年でもG1レースへの出走馬が目立っています
ちょっと前まで振り返ればレッドオーヴァル、レッドファルクス、レッドディザイア
近年でもレッドベルオーブやレッドジェネシス
今年はルージュエヴァイユがオークスに出走しましたね
定期的に素質馬が出走しているのは大きなポイントです
あと自身が望むサービスに牧場見学を行っていることが大事になっているのすが
東京サラブレッドさんは社台系への見学も窓口がクラブ内に設けられており
これは嬉しいサービスです
やはり社台系の牧場で愛馬が見られるのは大きなポイント
いつもなら絶対に見られない施設に脚を運べるサービスという付加価値がとても魅力的に思えます
そういった経緯もあり、今回検討することになりました
2022年募集馬から検討。狙ってみたい馬は…
まずデータ上から
G1出走馬はノーザンファームと社台ファーム生産馬が圧倒的に優勢です
厩舎に関しては関西の方が分があり。ただノーザンファーム生産は関東馬の成績もいいです
特にデータ上で好成績を納めているのは安田隆厩舎と藤原厩舎です
というわけで今回自身が検討する馬はノーザン、社台ファーム生産の馬という条件から厩舎や募集価格等も加味して気になった馬を探してみたいと思います
なお東京サラブレッド募集馬カタログはこちらになります
※公式サイトよりリンク引用させていただきました
候補1.プラトリーナの21
ノーザンファーム生産の牝馬
厩舎は黒岩厩舎
募集価格2400万円
ドレフォン産駒の母父ディープインパクトの組み合わせ
ディープインパクトとストームキャットはもはや語る必要もないほどのニックス配合です
ドレフォン産駒は芝ダート問わず、好成績
今年も皐月賞馬ジオグリフやNHKマイルカップ3着のカワキタレブリーが出てくるなど初年度産駒から大暴れしています
さらにこの馬の母母フラニーフロイドがアメリカのダートG1馬という良血馬
母のプラトリーナは残念ながら現役時代は1勝で終わってしまっています
この馬に関しましてはストームキャットのクロスが入ってますので芝、ダートどちらでもいけそう
牝馬ということも相まってスピードを活かした競馬が期待できそうな予感があります
一つ気になるのはドレフォン産駒の牝馬成績
ここまで牡馬に比べて牝馬の成績はよろしくありません
とはいえそもそもの母数が少ないですし、これだけ初年度で好成績が残せたので
今後、牝馬の成績向上は見込めると思います
なのでそこは気にする必要がないのかもしれません
厩舎関係も黒岩厩舎とノーザン育成は
他クラブ、そしてルージュエヴァイユの活躍等ですごくいいイメージがあります
牝馬では一番手候補です
測尺
- 【体重】387kg
- 【体高】147cm
- 【胸囲】168cm
- 【管囲】19.5cm
ちょっと馬体が小さい気がしますね…
母が小さいのが少し難しくなってしまったと言う報告があったので
その体質が受け継がれてないのか気になります
候補2.ブラックスビーチの21
社台ファーム生産の牡馬
所属は安田隆行厩舎
モーリス産駒の母父ディープインパクトです
募集価格3600万円
母は現役時代3勝
モーリス産駒は今重賞前線では猛威を奮ってますね
モーリス✖︎母父ディープインパクトは今後要注目配合だと思ってます
馬体写真がとても好みです
上記の通り、厩舎成績は素晴らしいのですが…
最大の懸念は厩舎の定年があるため3歳になった時に転厩が必要なこと
モーリスが晩成型のイメージがあるため、少しネックです
ですが短距離マイル戦に定評のある厩舎ですので上手くハマれば面白い組み合わせとなるかもしれません
測尺
- 【体重】393kg
- 【体高】148cm
- 【胸囲】165.5cm
- 【管囲】20.0cm
馬体重は小さいですが管位は問題なさそう
しかしこの感じだとやはり晩成になりそう…
厩舎は本当に魅力…悩ましいです
候補3.レイズアンドコールの21
ノーザンファーム生産の牡馬です
所属は奥村豊厩舎
募集価格3000万円です
サトノダイヤモンド産駒はいい結果出そうですね
母はアイビスサマーダッシュで3着になるなどスピードにかなり富んでいました
産駒に京王杯2歳勝ち馬で朝日杯2着、函館2歳2着のモンドキャンノが出ています
母が高齢出産な点が気になりますが、産駒の勝ち上がり率は高いです
サトノダイヤモンドからスタミナ、母からスピードが受け継がれれば面白いかも?
厩舎もノーザンから期待されているように見えますのでその勢い等も加味して
かなり気になってる一頭です
測尺
- 【体重】395kg
- 【体高】153cm
- 【胸囲】164.5cm
- 【管囲】19.6cm
馬体重が小さいですね…
体質面が気になります
候補4.プレステッツァの21
社台ファーム生産の牝馬です
栗東の橋口厩舎所属です
ストロングリターン産駒、募集価格1800万円です
血統でかなり気になるのが、牝系ラインからヴィクトワールピサにアサクサデンエン等々
G1馬が二頭も出てきているんですよね…
母はダートで成績が残せず引退となってしまいました
ストロングリターン産駒の成績が大きいところを狙う上では厳しいものがありますが
やはり牝系からG1馬二頭も出てきてるのは好評価
ただしその後の産駒は苦戦傾向にあることは考えものです
もしかするとの爆発力があるかもしれないので価格の安さを含めて
回収率がかなり良くなる可能性も大いにあると思います
個人的に橋口厩舎、ちょっと注目しているのも好印象です
測尺
- 【体重】445kg
- 【体高】158cm
- 【胸囲】179cm
- 【管囲】20.4cm
馬体の大きい子ですね
ルーラーシップの血が入ってるのがいい傾向に出ているのかもしれません
芝、ダート
どちらでも走れるかもしれません
候補5.カルティカの21
社台ファーム生産の牝馬です
厩舎は栗東の藤原厩舎
募集価格3600万円
兄に弥生賞勝ち馬で日本ダービー3着のアスクビクターモアがいます
先日のキズナ産駒の牝馬、ソングラインの活躍や兄の活躍でかなり人気になりそうです
これは激戦間違いないでしょうね…
厩舎を見ても今年のクラブが一番期待している馬ではないでしょうか?
候補として考えていますが、流石にとんでもない倍率になりそうなので控えます…
キズナ産駒は募集時の馬体写真に見栄えがしなくてもよく走ってますので、そこは気にしなくていいと思います
測尺
- 【体重】420kg
- 【体高】155cm
- 【胸囲】171.5cm
- 【管囲】20.1cm
馬体も大きく育ってくれる余地がありそう
人気していなければ…間違いなく候補の一番手でした
最後に
振り返ってみると、ここに挙げていませんが高額馬にもいいなと思った馬は数頭いました笑
個人的に馬体が好みの馬が多くいたのでこれから検討です
東サラさんは最近、ホントに勢いがあっていい流れがあると思ってますので
その流れに肖るのも悪くない選択肢
6月20日から申込受付が始まりますのでそれまでしっかりと考えます
それでは!
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